平野啓一郎のおすすめ本・愛読書

作家 · 推薦 16冊 · 本人発言あり

文化庁 / CC BY 4.0 出典

平野啓一郎の本棚

16冊

ヒロシマ・ノート 本人発言あり他の推奨を見る →

大江健三郎

生々しい描写から、主人公は大江さん自身をモデルにしているのではと思われた向きもありましたが、「このような日本人でない日本人に自分が変われるのか」という『ヒロシマ・ノート』で見られるような戦後民主主義を通してなされた自己批判が、右傾化する思想の克服という本作で見られるのだと思います。この違いは、三島と大江さんとの生まれた時期が10年違うことが大きく影響しています。出典: 平野啓一郎公式サイト ↗

幸福な王子他の推奨を見る →

講義で、そのワイルドを取り上げられた時、先生は、「内面の不道徳な本質を隠蔽する「仮面」 を肯定して、表層の感覚的美にとどまろうとするワイルドの唯美主義」が、古代ギリシア以来の西洋思想史の中でいかに特異だったかを論じつつ、同時にそのワイルドが『幸福な王子』の作者であることをも指摘して、ワイルドの魅力は、その両者の間で矛盾しながら揺れ続けていることだ、と強調されていた。出典: ALL REVIEWS ↗